主催:株式会社日建設計
  後援:株式会社新建築社   
  

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2019年12月11日
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最優秀賞

Public On Line

福山智大(日本設計) 所邦昭(横河建築設計事務所)

Public On Line  福山智大(日本設計) 所邦昭(横河建築設計事務所)
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現代社会において水と同様に不可欠なインフラである「電気」を,太陽光・風力・潮力・音力・振動力の5つの発電機能を含んだ線「line」によって可視化し,世界中に張り巡らせようとするプロジェクト.「line」は生活のためのインフラ,文化活動のためのツールなどさまざまな用途に対応する.また大陸と島国を,あるいは異なる宗教間を物理的に繋ぐことができる.デジタルが発達しオンライン上で簡単に接続できる時代だからこそ,「世界はリアルに繋がっている」ことを明示させることが意図された.

◯他の案が都市や地区単位で考えられているのに対して,世界中を繋ぐというアイデアが面白い. (岸井)
◯線を繋ぐ行為の持つ政治的なアイデアと,発電という環境的なメッセージ,そのふたつが織り混ざったプロジェクトだと感じた.(西沢)
◯グローバルスケールでネットワークをつくるのは興味深くチャレンジングなことで評価している.オペレーションの仕組みまで考えられるとより面白くなっただろう.(鬼頭)
◯壮大なスケールの提案で驚きだった.線が分断されないためのアイデアも聞きたかった.(尾崎)
◯目に見えるかたちで世界を繋ごうとしている点がよいと感じた.1989年の「バルトの道」のような政治的メッセージも想起させる.(亀井)