2次審査の一般観覧募集中止のお知らせ
2020年3月9日(月)に予定しています「都市のパブリックスペースデザインコンペ2019 公開2次審査」ですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を踏まえ一般観覧を中止いたします。
2次審査については関係者のみにより非公開で開催します。
結果発表については当ウェブサイトならびに『新建築』5月号をご覧ください。
ご予定いただいておりました皆さまにはお詫びを申し上げるとともに、事情をご理解くださいますようお願い申し上げます。
20XXのパブリックスペース
人口の変動、グローバルな人の往来・交流の促進、
ライフスタイルやワークスタイルの多様化、
テクノロジーやモビリティの更なる進化、
デジタルとフィジカルの融合など、
都市を取り巻く環境が日々変化するなか、
公や私、個人と社会といった相互関係・相互作用、
帰属や所有の概念も含めた社会構造そのものが
大きく変わろうとしています。
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「パブリックスペース」を、
公や私といった立場や多様な領域を超えて重なり合う場、
あるいは、その立場や領域の境界を感じさせない
曖昧で自由な場と捉えると、
未来の都市において、その社会構造の変化が
最も顕著に表れる場とも言えるのではないでしょうか。
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わたしたちが生きる「20XX年」では、
どのような変化が起こっているのでしょうか。
それらの変化の中には、地域固有の課題となるものもあれば、
大都市や地方、国内や海外を問わない
グローバルな変化も考えられます。
また、都市の発展の中で培ってきた歴史や文化といった
普遍的で変わらない価値を改めて見出せるのかもしれません。
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実際の都市や場を想定しながら、社会構造の変化により、
どのような人びとのアクティビティが生まれ、
どのように都市の魅力や豊かさに繋がるのかを提案してください。
また、その活動を生み出すための人びとや空間、領域の関係性、
システムや仕組みも踏まえて
「20XXのパブリックスペース」をデザインしてください。