優秀賞

ショウガッコウ─かこむ・まなぶ・くらす─
別府拓也 板倉周平(千葉工業大学大学院)

ショウガッコウ─かこむ・まなぶ・くらす─  別府拓也 板倉周平(千葉工業大学大学院)
※ クリックすると拡大されます

 

作品コンセプト

小学校と集合住宅を解体し,再構築を行い,「再び集まって住む」という提案である.小さな小学校と街の間に住まいを挟み込むことで街と住まい,住まいと小学校とが緩やかに繋がる関係性を形成する.小学校の各教室を個々の住まいが囲み,住まいが街に開かれた状態となることで小学校が街の日常へ溶け込み,街の人びとも集まって住む住人も,子どもたちの気配を感じて過ごすことができる.これまで閉ざされていた学校に「見る,見られる」という関係性が生まれ,子どもの目線,大人の目線,ひいては街の目線と,さまざまな視線によって「集まって暮らす」意味をみんなで考え,学び合えるのではないかと考えた.

(応募案より抜粋)