主催:株式会社長谷工コーポレーション  後援:株式会社 新建築社

 

優秀賞

リスのように住まう
柳雄貴(九州大学大学院)

リスのように住まう 柳雄貴(九州大学大学院)
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作品コンセプト

コロナの時代での集合住宅において,住まい方の画一化が進行した.そこで,「住まうことの豊かさとは何か」という問いを今一度問い直す必要があると考えた.本提案では,リスに注目した.リスがその問いに対するヒントを示唆していると考えたからだ.リスが樹洞を拠点として枝を動き回るように,人々が生活する.人々が自ら積極的に居心地を求めて動き回るような集合住宅.住まうことの豊かさとは,「自分の気持ちに正直になって居心地の良い場所を望み動くこと」なのではないだろうか.