応募要項
コンペ形式
公募型アイデアコンペ(公開2次審査を含む2段階審査方式)。
審査委員
- 審査委員長
- 重松象平
- OMAパートナー、OMAニューヨークディレクター
- 審査委員
- 馬場正尊
- オープン・エー代表取締役、東北芸術工科大学教授
- 林千晶
- ロフトワーク代表取締役
- 松島倫明
- 『WIRED』日本版編集長
- 榎本一郎
- 福岡地所代表取締役社長
賞金
- 最優秀賞
- 1点
- 200万円
- 優秀賞
- 2点
- 各50万円
- 佳作
- 3点
- 各10万円
審査方法
審査は2段階審査方式で行います。1次審査会ですべての応募案の中から6作品を選出。2次審査会は公開の場で行い、通過した6作品のプレゼンテーション、質疑応答、審査会を経て、最優秀賞、優秀賞、佳作をその場で決定します。
応募資格
作品提出締切時点で40歳未満であること(グループで応募する場合は全員該当すること)。
国内海外問わず広く募集します。また、グループ・個人を問いません。
スケジュール
2020年7月1日(水) 登録・応募開始
2020年11月4日(水) 登録・応募締切
2020年11月下旬 1次審査会
2020年12月上旬 1次審査通過者発表(本ウェブサイトにて)
2021年2月未定※ 公開2次審査会、表彰式
※日程が決定次第、本ウェブサイトにて発表します。
2021年4月1日(木) 結果発表(『新建築』2021年4月号および本ウェブサイトにて)
登録方法
本コンペに応募される方は、事前に本ウェブサイトから登録を行ってください。必要事項を入力し送信後、e-mailで登録番号が交付されます。この登録番号は応募の際に必要となりますので、各人で記録・保存してください。
・交付後の登録番号に関するお問い合わせには応じられません。
・複数案応募する場合は、作品ごとに登録が必要です。
・応募登録は本ウェブサイト以外からはできません。
お問い合わせ先
福岡国際建築コンペティション事務局
fukuoka@japan-architect.co.jp
登録・作品提出締切
2020年11月4日(水)必着
※送付のみ受付。持ち込み、バイク便不可。
1次審査について
下記の仕様にて提出ください。
[提出物]A1サイズ(594×841mm)片面横使い1枚(ケント紙またはそれに類する厚紙)。模造紙等の薄い用紙は開封時に破損しやすいため避けること。額装、パネル化は不可。
また、応募案と同じ内容のPDF形式のファイルを納めたCD-RまたはDVD-Rを提出してください。
ファイル名は「登録番号.pdf」としてください。
例:登録番号が00173の場合は00173.pdf。
表面:応募図面の右下に、30ポイント以上の文字サイズで登録番号のみを明記すること(登録番号以外の応募者を特定できる内容は記載しないこと)。
裏面:白紙。
課題に対する質疑応答はいたしません。規定外の問題は、応募者が自身で判断し決定すること。
[送付先]株式会社新建築社「福岡国際建築コンペティション係」(必ず明記のこと)
〒100-6017 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング17階
電話 03-6205-4382
※持込み、バイク便は不可。
※提出物の内容については「コンペに求めるもの」欄をご参照ください。
1次審査結果発表
通過者に通知するとともに、本ウェブサイトで発表します。
2次審査について
2次審査会は公開の場で行います。1次審査通過作品に基づき、通過した6作品のプレゼンテーション、審査委員との質疑応答、審査会を経て、最優秀賞、優秀賞、佳作をその場で決定します。
※1次審査通過者が2次審査を欠席した場合は選外となります。
プレゼンテーション用のパワーポイントデータなど。詳細は1次審査結果発表時に通過6組にお知らせします。
日時 2021年2月未定※
※日程が決定次第、本ウェブサイトにて発表します。
会場 Fukuoka Growth Next(福岡県福岡市中央区大名2-6-11)
・先着順にて観覧希望受付(※入場無料)。
・観覧応募等の詳細は、12月中旬に本ウェブサイトに掲載します。
1次審査通過者には2次審査に参加するための交通費(必要な場合は宿泊費)を支給します。国内からの参加者には上限10万円までの実費を、海外からの参加者には上限20万円までの実費を代表者にお支払いします(賞金と合わせて一括で振り込みます)。
最終結果発表
その他
・応募作品は未発表のものに限ります。
・応募作品は返却いたしません。
・登録内容に変更があった場合は、改めて登録番号を取得してください。
・応募案では、第三者の著作権、特許権、実用新案権、商標権、営業秘密、肖像権、パブリシティ権、名誉権、プライバシー権、その他の権利を侵害しないこと。
・入賞後に著作権侵害やその他の疑義が発覚した場合は、すべて応募者の責任となります。また、そのような場合は主催者の判断により入賞を取り消すことがあります。
・本コンペ応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、応募作品の発表に関する権利は主催者・後援者が保有します。
・本コンペにおいて取得した個人情報は、本コンペの運営、設計・企画等の業務委託など、下記のプライバシーポリシー記載の利用目的のために利用し、第三者に譲渡や転売は致しません。その他、個人情報の取り扱いにつきましては、下記の各社プライバシーポリシーをご参照ください。
福岡地所株式会社 プライバシーポリシー
https://fukuokajisho.com/privacy
株式会社福岡リアルティ個人情報保護方針
https://www.fukuoka-realty.jp/privacy/index.html
株式会社新建築社 プライバシーポリシー
https://shinkenchiku.online/company/privacy-policy
コンペ対象エリア
敷地
ザ・レジデンシャルスイート・福岡(THE RESIDENTIAL SUITES FUKUOKA)
「ザ・レジデンシャルスイート・福岡」は1992年より、中・長期滞在型レジデンスとして営業。県外や国外からの福岡赴任者に親しまれています。ここを今回のコンペの敷地とします。
所在地 福岡市早良区百道浜1丁目3番70号
敷地面積 18,207.59m2
建蔽率 80%
容積率 200%(36,415.18m2)
用途地域 第二種住居地域
対象敷地の図面がダウンロードできます(DXF、DWG、VWX、MCD、PDF、JPG形式)。
※ クリックすると拡大されます
※ザ・レジデンシャルスイート・福岡」は営業中のため、現地確認の際に敷地内に入ることはお控えください。また、現地確認の際は、本施設及び近隣住民に対して迷惑行為とならないよう節度ある行動をお願いします。
「シーサイドももち」プロフィル
かつて百道海岸と呼ばれていた海岸を埋立てて新たに生まれた場所で、埋立て竣工後に「アジア太平洋博覧会よかとピア・福岡シーサイドももち住宅環境展」が開催されました(1989年)。樋井川と室見川に挟まれた百道浜地区と、樋井川と菰川に挟まれた地行浜地区を合わせて「シーサイドももち」と呼び、戸建住宅、集合住宅、学校、博物館、病院、オフィス、ホテル、スポーツ施設、大型商業施設、レジャー施設、公園、海(海水浴)など、あらゆる都市機能が集積しています。 「シーサイドももち」の開発目標は、海とのつながりを忘れがちであった戦後の福岡の反省を込めて、海と共に歩んできた福岡を代表する街を築くことでした。用途も埋立地にありがちな工業地ではなく住宅地が中心となり、海に近く太陽の光を浴びる健康的な住宅がつくられています。住宅地には「福岡シーサイドももち住宅環境展」で建設された、マイケル・グレイヴス、黒川紀章、木島安史などの設計による建物があり「世界の建築家通り」と呼ばれています。 百道浜地区の中央には、福岡タワーを起点に博物館や図書館などの文化施設があり、その周囲にオフィスなどの業務施設、学校、病院が位置しています。地行浜地区は福岡ドームなどのスポーツ、リクリエーション施設があり、福岡としての個性化と活性化が図られています。 また、博多湾に臨む水際に海浜公園を整備し松並木を再現したり、街路樹と敷地内植栽の連続性を図るなど、緑のネットワークも計画されています。 超高層の建物群は福岡市のPRとして使用されることも多く、福岡を代表するエリアとして認知されています。
コンペに求めるもの
プログラム
・職住近接の新しい街を設計してください。
・延床面積の70%程度を「働く場所」「暮らす場所」、30%程度を「シーサイドももちにふさわしい付加価値」として計画してください。
・リアリティを考慮して、容積率150%程度を消化、または事業性をイメージできるストーリーが説明できるもの、のどちらかを明示してください。
・運営者、使用者、建築の使われ方、施設の機能、経済性などのプログラムを考えてください。
・街への波及効果を考えてください。
表現方法
図面、パース、ドローイング、CG、模型写真など表現は自由。ただし、作品タイトルをつけてください。立体(突起物や凹凸)は不可。
言語
日本語または英語。