第9回大東建託賃貸住宅コンペ 新たな賃貸スタイル部門アフターコロナの社会において、
賃貸住宅はどう変わるか

第9回大東建託賃貸住宅コンペ 新たな賃貸スタイル部門 アフターコロナの社会において、
賃貸住宅はどう変わるか

テーマ アフターコロナの社会において、
賃貸住宅はどう変わるか

賃貸住宅の仕組みを工夫して空間のあり方や生活を変えているプロジェクトを募集します。
実際に完成した建築、または完成予定のプロジェクトが対象であるため、
必ずしもテーマに沿った内容でなくてもかまいません。
皆様のご応募をお待ちしています。

賞金

  • 審査委員特別賞3点各30万円

※賞金はすべて税込です。

スケジュール

  • 2020年9月1日 (火)応募登録開始
  • 2021年1月6日 (水)登録・作品提出締切
  • 2021年1月中旬〜下旬受賞者への通知
  • 2021年3月7日 (日)表彰式
  • 2021年4月1日 (木)最終結果詳細発表

最終結果は『新建築』2021年4月号、および当ウェブサイトにて発表します。
※登録・作品提出締切を『新建築』誌面、ダウンロードPDFから変更しています。

応募要項

  • 応募資格

    建築主、事業者、運営者、設計者など、どなたでも応募できます。ただし、あらかじめ建築主を含む関係者の了解を得るなど、版権および著作権に問題のない内容でご応募下さい。

  • 応募方法

    新たな賃貸スタイル部門では、当ウェブサイトの応募フォームに従って、応募者の情報、審査に必要な文字情報、画像、図面などをアップロードしてください。

    応募締切 2021年1月6日(水)
    ※『新建築』誌面、ダウンロードPDFから変更しています。

  • 質疑

    募集対象や応募方法などに質問がありましたら、 件名に「大東建託賃貸住宅コンペ 新たな賃貸スタイル部門」 本文に 1.氏名 2.所属 3.メールアドレス を明記の上、下記メールアドレスまでお送りください。
    kentaku@japan-architect.co.jp

  • その他

    ・受賞作品の発表に関する権利は主催者・後援者が保有します。
    ・受賞作品に関して、写真の画像データの再提出をお願いする場合があります。予め応募者が版権の確認と使用許諾をお取り下さい。
    ・本コンペにおいて取得した個人情報は、主催・後援・コーディネートが共有しますが、本コンペの運営以外に使用いたしません。また、第三者に譲渡や転売はいたしません。

表彰式

2021年3月7日(日)
ROOFLAG賃貸住宅未来展示場/東京都江東区東雲1-4-1

「アイデア提案部門」と合わせて表彰式を行います。また、受賞されたプロジェクトについて、簡単なプレゼンテーションをお願いします。 プレゼンテーションに必要な資料などについての詳細は、審査後、受賞者にすみやかにお知らせします。受賞者3組には各組2名分までの交通費を支給します。

結果発表

審査委員特別賞
糸魚川市駅北復興住宅
八木敦司+久原裕/スタジオ・クハラ・ヤギ team Timberize 上越翔建設計 アジュールデザイン

被災した街の復興を支える,コミュニティの拠点となる賃貸住宅

2016年12月の糸魚川市駅北大火で延焼した被災地において、生活の自力再建が困難な方に向けて建設された市営復興住宅。復興とまちづくりの象徴として、周辺のほとんどの住宅が木造であることから、設計者が糸魚川産木材を積極的に使用することを提案し、まちづくりの手本となる「火に強い建築」として、耐火レベルを一段上げた準耐火構造の木造としている。周囲の住宅スケールに呼応するよう、東西方向の通り抜けである「ナカニワ」が隔てる2住棟を、さらに南北方向の通り抜けである「コウジ」により分割。この地域で大火以前に見られた細い小路の記憶を留めようとしている。住民・市民のサポート拠点、市民の活動・交流拠点として、地域の核となる訪問診療所、集会所(交流スペース)を擁する。東側広場沿いの2階には「ガンギデッキ」というプラスアルファの避難経路を計画。広場、交流スペースから、美しい山海を望む上階へ気軽に上がることができる、市民のためのテラスとした。

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東側外観。市が掲げる復興計画に則り、1階に小規模な広場を併設。住民の避難経路でもある「ガンギデッキ」により2,3階へ広場からアクセスが可能。

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北棟2階。敷地は約1mの高低差があり、2棟間は350mmのレベル差がある。

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中庭に面した南棟交流スペース。

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「コウジ」1階。壁面は地元の子どもたちと一緒に糸魚川産木材の端材を使って行ったワークショップ「端材を使って、糸魚川の山と海の絵を描こう!」の作品。*写真提供:八木敦司

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ワークショップで使われた端材。*写真提供:八木敦司

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「コウジ」3階市民のテラスから南アルプスを望む子どもたち。*写真提供:八木敦司

糸魚川地図

《審査委員コメント》
○東日本大震災の復興住宅を手がけた経験から、厳しい制約条件下でデザインすることやその価値を伝えることの難しさを理解している。そのような中で地場の木を使ったり、中庭を介して相対するプランニングが実現するなど、街の拠点として、また一緒に住まうための快適な住空間として実現されていることが素晴らしい。(千葉)
◯周辺との関係性や大火以前のスケール感を取り込みながら、地場産材を活用したり、地元の子どもたちと一緒にワークショップで壁面の作品をつくるなど、この場所がハードとソフト両方の面で地域の人たちにとっての核として大切な場所になっていることが伝わってくる。(赤松)
◯人が集う場所が共にあり、街を賃貸住宅の一部に取り込めている部分がよいと思う。路地を引き入れていることで、周辺の街とのよい関係がつくれている。(横川)
◯さまざまな復興住宅が各地で建設されているが、時間的な制約から、地域の中でどう使っていける場所とするのか、そういうことに向き合っていくのがなかなか難しい状況。そんな中で、地域と連携し、よい場所が生まれていると感じた。(木下)


審査委員特別賞
Isecho NEST
宇津木喬行/333 architects+高橋良弘(オーナー)

新たな空間の貸し方と賃貸空間の併設から,個人住宅の住居費を担う試み

神奈川県横浜市の新興住宅街の一角に建つ、一見戸建て住宅に見えるオーナー住戸と賃貸住宅2戸で構成された共同住宅。複数の公園が隣接するという立地条件を活かし、オーナー住戸の大半を時間によって誰もが使えるシェアスペースとし、「住宅の半分を開く」ことを実践している。公園に面して1階はコーヒースタンド、地下にシェアオフィス、2階にシェアリビングを配置し、時間によって切り替わるセキュリティラインを設け、住宅の一部をシェアする仕組みを実現している。オーナーである共同設計者の高橋氏は、家を建てる際に漠然とイメージしていた「住居費がゼロであること/空間が働き、収入を得られること」について、住宅を空間を開くシェアの仕組みと合わせる設計を行うことで具現化した。

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傾斜地に建つ街側の外観。*写真:Natsuki Mizutani

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1階コーヒースタンド。お茶のソムリエがお店を開くなど、期間限定のイベントを行い、フレキシブルに街に開かれている。*写真:Natsuki Mizutani

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2階リビングダイニング。昼間はシェアリビングとしても使用される。セキュリティラインや生活収納を工夫することで、外部の人が使う時とプライベートな生活空間として使う場合の棲み分けた設定(プランニングとディテール)ができている。*写真:Natsuki Mizutani

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地下階のシェアオフィス。オーナーの書斎としても使われる。*写真:Natsuki Mizutani

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《審査委員コメント》
◯昔の大家さんと間借り人の現代版としての面白さがあると思う。かつては大家さんの台所でご飯を共にしていたのが、大家さんの住まう空間を貸し出すことで地域とも繋がりを築いている点が現代的である。(千葉)
◯賃貸の新しいあり方というより、大家さんの住まい方によっている部分が大きいのかなと思い、汎用性のある事業・形態であるかが初めは理解できなかったが、外部の人と「自宅」をシェアして使うという大胆な提案とセキュリティラインを想定した空間構成がつくり出す不思議な関係性は今までにない面白い住まい方だと感じた。(赤松)
◯大家さんの住居費を賃貸費用とシェア費用でゼロにするというのが、実際にある程度できるビジネスモデルだとすると、新たな賃貸住宅のあり方としてはとても面白いし、実際の需要があるように思う。(横川)


審査委員特別賞
欅の音terrace
つばめ舎建築設計+スタジオ伝伝

暮らしながら小商いができる、職住一体によって人の交流が育まれる賃貸住宅

築38年の鉄骨造2階建てアパートを、職住一体型の賃貸集合住宅へとリノベーション。コロナ禍以前に計画されていたが、働き方・暮らし方の多様化に対するひとつの応答として「ナリワイ×暮らし」をキーコンセプトとした。生活の延長でナリワイが始められるように住居を大きく3つの空間に分け、①玄関先をミセの空間とできる「土間」、②生活の場となる「奥の間」、③水回りスペース(トイレ・洗面脱衣室・バスルーム)で構成。入居希望者とは事前面談をしてコンセプトを共有し、新しく仕事を始める人や兼業したい人、小さな実店舗を設けて客と触れ合いたい人などさまざまな住人が集まった。建物前面にはデッキテラス、中央部には共用スペースを設け、住人が自由に利用できる空間が広がるだけでなく、近隣住民とも繋がれる場となるよう企図している。設計者自身が竣工後も運営をサポートし、地域と繋がるマルシェや入居者との食事会を開催し、住人と共に継続的に場をつくり上げていく。住居部分は部屋ごとに異なる平面・開口部・設えとするだけでなく、住人おのおののDIYを可能にすることで、入居者自身が自由に編集できる余白をつくっている。

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北側より見る。1階の住居には店舗スペースが設けられ、カフェや雑貨屋などの「ミセ」として利用できる。**写真:Sayuki INOUE

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2階は「ちょこっとナリワイ」。さまざまなサイズの出窓を設け、住人の活動を外部に表出させている。*写真提供:つばめ舎建築設計

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2階の203号室.間借り本屋(tsugubooks)。**写真:Sayuki INOUE

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《審査委員コメント》
◯関係者が情熱的に関与することで運営がなされ、住人の意識も高く、活気ある場所となっている。学校の前という立地もうまく活かして店先で塾をやる人がいたりと、子どもたちが学校帰りに立ち寄りたくなる魅力的な場所となっている。最寄り駅からは距離がある不利な立地ながら、「生業」を軸とした仕組みが成功していて、今後のモデルにもなりそうだ。(千葉)
◯街に対して、賃貸住宅が人が集う場所となっていることがよいと感じる。駐車場をつぶしてテラスにしてオープンスペースをつくったり、街との関係をつくるためのリノベーションのあり方がよく考えられている。アイデアコンペの提案として出てきていたものが、実際に具現化したのではないかと思えるような夢のある場所になっており、こういった古い賃貸アパートはたくさんあるので、ロールモデルになるのでは。(横川)
◯時代に即した賃貸住宅のあり方が実現していると感じる。手前に店舗、奥に住居という長屋の現代版として生業のある場所づくりが展開されており、こういう場所がほしいという要求に伴った場所と仕組みができている。(木下)

審査講評

千葉学(審査委員長 ・ 千葉学建築計画事務所 東京大学大学院教授)
ポストコロナを考えるというテーマは難しかったと思いますが、素晴らしい提案が数多くありました。正直なところ、僕たちも「ポストコロナで一体何がどう変わるのか?」 といった課題に答えのないまま審査に臨んでいました。僕自身もコロナ以降は仕事や生活のあり方が大きく変わり、不自由な生活が続いているのですが、そこで改めて思うのは、不要不急なことをやめると経済は止まってしまう、逆に言うと、生きていくのに必要なことだけでは経済は回らないという現代社会の特異な状況です。高度経済成長期に象徴されるように、大量生産大量消費、それを支えた差異や新奇性といった価値が、きわめて脆弱なものであったということです。一方で不要不急の中には、文化を育んでいくために不可欠なことがあることも確かです。つまりこれまで僕たちが依存してきた社会システムや価値基準を見直さなくてはならない局面にあることを突きつけられているのだと、僕自身はこの1年で痛感しました。
その意味で、建築に何が可能かということに関しては、社会が変わらない限り難しいと後ろ向きになってしまうこともあったのですが、今回皆さんの提案を拝見し、改めて建築を考えることの意味、建築を通じて社会に対してしっかりコミットすることが可能だと教えてくれた案が多く、素晴らしいと感じ、またとても勇気づけられました。
今後も「住むこと」、「働くこと」は、不要不急になるはずもなく、それが形を変えたり仕組みを変えたりしながら続いていきます。それを単なる差異や新奇性によってではなく、人に寄り添いながら、土地や生業との関係性の中に紡ぎ、それを実現するための建築をつくることは、今後建築に携わる人たちが、リアルな空間を通じて社会に対して発信していく強いメッセージになると思っています。
最近読んだ福嶋亮大(立教大学文学部准教授)さんの『復興文化論 日本的創造の系譜(青土社、2013)』の中で、日本の文化は復興というプロセスの中で培われたということが書かれているのですが、とても示唆的です。日本は震災や火災や戦災など、困難な状況から立ち直る中で日本固有の創造力が育まれてきました。今回のコロナ禍もこういう契機になるのだろうと思います。皆さんがさまざまな場面で社会に対し、素晴らしい提案をしてくれることを期待しています。

赤松佳珠子(CAtパートナー 法政大学教授)
今回はLIVE配信だったので、応募してくださった方、来年以降チャレンジしようとしている方たちが見てくださったことと思います。オンラインだからこそ、多くの方に見ていただけたことは前向きに捉えたいと思います。
コロナ禍となって約1年が経ちます。現代において、世界中が同時にここまで劇的に変わる経験は誰もしたことがなく、大きな変革期にあります。社会がまさに変わろうとしている中、建築はどうあるべきなのか、という大きなテーマに対して皆さんがとても真摯に向き合ってくださったと思います。作品にはさまざまな思考が凝縮されていてとても刺激を受けました。少子高齢化、地方衰退、空き家問題、東日本大震災からの復興道半ばなど、多くの問題を抱えている日本に、さらに新たにコロナ禍による経済停滞、人びとの日常生活そのものが脅かされる事態など、ネガティブなことばかりが目につきますが、こういう時だからこそ新たな建築のあり方や考えが生まれてくるはずです。今回の提案を見ていると、この状況だからこそ出てきた発想がとても多かったと思います。今まさにこのコロナ禍を生きている若い人たちが、この状況に向き合い、前向きにさまざまな思考を巡らせている。その発想の中にこそ今後の未来をつくっていくものがあると感じられました。今回このような審査をすることができ、私自身勉強になりました。

横川正紀(ウェルカムグループ 代表)
このコンペが、「仕組みと空間」を問うコンペであるという特性もあるのだと思いますが、今回のアフターコロナの課題はある意味で難しい課題だったのではないかと思います。大きな時代の変化の中で、手がけている実際の事業においても働き方・住まい方の変化をどう捉えていくかは重要だと思っていて、それは想像し得ない可能性を含んでいるからです。アフターコロナをテーマとした賃貸住宅のあり方には、コロナ禍により顕在化してきた現代の特徴を捉えたさまざまな提案がありましたが、結果的に審査を通して思うことは、素晴らしいアイデアの中にあるリアリティや暮らしをどう見つめるか、その仕組みを考えた結果設定される「賃料」の存在は非常に重要なのだということです。新たな賃貸スタイル部門で既に竣工しているプロジェクトの中には、実際に地域と繋がり、今まであり得なかった賃貸のあり方が出てきている。その時々の場所や仕組みの設定を根拠として、賃料がさまざまなことを反映している。そう感じました。アイデア提案部門と共にパラレルにリアリティの世界を見ることで、より多様化した賃貸住宅のあり方が受け入れられている社会を認識することができて楽しかったです。新たな時代の変化に繋がるきっかけになったら素晴らしいなと思います。私もたいへん勉強になりました。

木下斉(ゲスト審査委員 ・ 一般社団法人AIA代表理事内閣府地域活性化伝道師)
ゲスト審査委員として2回目の参加になりましたが、今回もコロナが収束せずオンライン形式になりました。
応募していただいた作品を見て感じることとして、これらの提案はアイデアとはいえ、実現を前提としたプランニングで、その実現の過程を見据えて審査させていただいているのかなと。今後は皆さんの考えをどう修正して実現していくかを考える、それが本当のプランニングだと思います。今回の提案はどれも,これからの社会の中で必要な要素が含まれているものばかりだったと思うので、今後もそれを示していく、社会で実装していくために、審査会で議論されたことは重要な視点になると思います。
これから日本社会全体が人口減、世帯減が激しく進む中で、新たに住宅を分譲方式で次から次へと建てる形式より、選択肢が多様にある良質な賃貸住宅の市場供給はもっと広がるべきだと思っています。今回のコンペで拝見した提案はコロナ禍における社会の変化と日本が抱えている中長期にわたる問題の接点がいくつも出ていたのではないかと思います。ぜひアイデアに止まらず、形にしていただきたいと心より願います。

小林克満(大東建託株式会社 代表取締役社長)
結果としての順位はつきましたが、今日発表をしていただいた2次審査まで残られた皆さんには賞賛を送らせていただきます。また、本日視聴に参加していただいた皆さまに、主催者を代表しまして感謝申し上げます。
毎回思うことなのですが、2次審査では提案者の方から直接お話を聞くことが、とても楽しく、価値があると考えています。プレゼンテーションボードだけでは分からない想いや、より詳細な話を聞くことができるからです。今回のアフターコロナの課題については非常に重いテーマだったと思います。コロナによって失ったもの、変化が加速されたもの、それらへの問題意識がさまざまに取り上げられて提案されていました。課題の捉え方は本当に共感できるものが多かったと感じます。また,新たな賃貸スタイル部門においては、賃貸住宅の可能性とはこんなにも多様であるのだと改めて教えていただけた機会だったと思っています。これからアフターコロナの社会においては一過性の変化(終了)と本質的な変化(継続)、そのふたつに分かれるのではないかと思います。今後はその見極めが重要になるでしょう。
今日提案をいただいた中で、本質的な変化を捉えてひとつでも実現に向けて着手できるものがあれば、このコンペを開催している意味や価値があり、こんな嬉しいことはありません。いずれにしろ暮らしや働き方に大きな変化を与えているコロナを、少しでもポジティブに捉えてコロナからの学びを成長のために活かしていくことができれば、その価値や意味があるのだと思います。次回、また賃貸住宅コンペを通して皆さんからの新しい提案に出会えることを楽しみにしています。

峠坂滋彦(大東建託株式会社 商品開発部長)
今回、アフターコロナをテーマとして第9回目を行わせていただきました。すべてオンラインにての試みは初めてでしたが、アイデア提案部門の板倉さん、新たな賃貸スタイル部門の3組のプレゼン、その熱量や熱い思いがとても印象的でした。コロナ禍により非接触・オンラインだったとしても、伝わるものはそこに携わる人の思いや熱い気持ちなのだなと痛感しました。
コロナを経験して社会の仕組みは大きく変わっていくと思いますが、普遍的な価値、人がしっかり繋がっていく、そういったことの大切さを再認識し、次回の第10回開催も皆さんと一緒にさまざまな課題をクリアし、新たな価値を生み出すようなものにしていきたいと思います。

写真スクショ

2次審査会LIVE配信の様子

審査委員

審査は1段階審査方式です。審査は4名で行います。

千葉 学

千葉 学 審査委員長

千葉学建築計画事務所 東京大学大学院教授
1960年 東京都生まれ
1985年 東京大学工学部建築学科卒業
1987年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了
1987年 株式会社日本設計(〜1993年)
1993年 ファクター エヌ アソシエイツ共同主宰(〜2001年)
1993年 東京大学工学部建築学科/キャンパス計画室 助手(〜1996年)
1998年 東京大学工学部建築学科安藤研究室 助手(〜2001年)
2001年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授(〜2013年)
2001年 千葉学建築計画事務所設立
2009年 スイス連邦工科大学(ETH)客員教授(〜2010年)
2013年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授

赤松 佳珠子 © ToLoLo studio

赤松 佳珠子 審査委員

©ToLoLo studio
CAtパートナー 法政大学教授
1968年 東京都生まれ
1990年 日本女子大学家政学部住居学科卒業後、シーラカンス(のちC+A、CAt)に加わる
2002年 CAtパートナー
2013年 法政大学准教授
2016年 法政大学教授

横川 正紀

横川 正紀 審査委員

株式会社ウェルカム 代表
1972年 東京都生まれ
2000年 株式会社ジョージズファニチュア(現・株式会社ウェルカム)を設立
2003年 ニューヨーク発DEAN & DELUCAの日本での展開をスタート
2007年 六本木の国立新美術館内にミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」をオープン
2012年 食とくらしをテーマにした「TODAY’S SPECIAL」をオープン
これまでの経験とネットワークを活かし施設開発・街づくり・ホテルのプロデュースも手掛けるなど、食とデザインの感性を軸にくらしの提案の場をひろげている。

木下 斉

木下 斉 ゲスト審査委員

エリア・イノベーション・アライアンス代表理事
内閣府地域活性化伝道師

1982年 東京都生まれ
2005年 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
2007年 一橋大学大学院商学研究科(経営学)修士課程修了
2008年 熊本城東マネジメント株式会社設立、代表取締役
2009年 一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス設立、代表理事
2014年 一般社団法人公民連携事業機構設立、理事
2015年 東北芸術工科大学などと共に都市経営プロフェッショナルスクール開校

応募登録終了2020年9月〜2021年1月