第49回日新工業建築設計競技嵐の家

第49回日新工業建築設計競技 嵐の家

テーマ 嵐の家

嵐は、荒く激しく吹く風を意味する自然現象です。
時として雨や雷や雪をともなう、気象と結び付いた言葉といえます。

比喩的に、激しく平安を乱す物事や荒れ狂う様子を、嵐になぞらえることもあります。
嵐は、具体的な現象であると同時に、社会や価値観のゆらぎ、転換期を示す抽象的な概念でもあります。
今、変化の時を迎えている私たちの暮らしや時代を写し出すのではないでしょうか。

一方で、もう少し自らの感覚に引き寄せて、考えてみてもよいかもしれません。
吹き荒れる風や雨という圧倒的な自然の力を前に、時として、爽快感や高揚感を抱くこともあるでしょう。
子どものようにわくわくしたり、ずぶ濡れになってみたり、嵐のあとに広がる風景に想いを馳せたり……。

「嵐」は、語られる文脈によって、さまざまなニュアンスを内包します。
「家」の枠組みも、幅広く捉えることができるでしょう。

「嵐の家」をどう読み解くか、ひとりひとりに委ねられています。
自由な発想で、考えてみてください。
みなさんの提案をお待ちしております。

応募登録終了2022年4月〜2022年10月

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