主催:大東建託株式会社  後援:株式会社新建築社  コーディネート:リトルメディア

最新情報

2020年3月30日
2次審査結果発表(一般部門、学生部門)、結果発表(新たな賃貸スタイル部門)、審査講評ページを公開しました。
2020年1月30日
1次審査結果発表ページを公開しました。
2020年1月10日
応募登録の受け付けを終了しました。
「第8回大東建託賃貸住宅コンペ 公開審査会観覧募集/建築ツアーのお知らせ」ページを公開しました。
2019年8月27日
ホームページをオープンしました。
応募登録の受け付けを開始しました。
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過去のコンペ

 

優秀賞

モビリティステーションと賃貸住宅を合わせた新たな街の拠点を創出

街の駅 ー移動型社会を賃貸化した結節点の提案ー

日野雄介(清水建設) 鈴木翔之亮(フリーランス)

街の駅 ー移動型社会を賃貸化した結節点の提案ー  日野雄介(清水建設) 鈴木翔之亮(フリーランス)

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左から日野雄介氏,鈴木翔之亮氏.

 

【敷地】 
東京都小平市花小金井-東久留米市東久留米
【抽出した地域の課題】
郊外に多く見られる,最寄り駅から離れ車に依存した生活を送っている人びとは,これから迎える高齢化社会にどのように対応していけるのか,そのビジョンが見い出せていない.
【賃貸の仕組み】
賃貸住宅と専用の乗り物空間と待合空間を融合することで,地域内の「公共サービス」や「商業サービス」を受けられるモビリティがターミナルを利用できるようにし,周辺住民も利用ができるようにしていく.その利用料や賃貸料が収入源となる.
【建築空間】
モビリティのプールが住民や地域の人たちに開放され,街の駅が公園のような風景をつくり出す.街に面する玄関とプールに面する玄関という2面をもった住戸により,両面が街と接する場となる.

 

◯郊外住宅地が抱えるさまざまな課題を,モビリティやサービスの観点から考える現代的なテーマは冴えていた.(千葉)
◯地域や場所の魅力を掘り下げて,まちに住む楽しさが見え,地域の魅力に繋がる提案になるとよかった.(赤松)
◯この場所だけにとどまらない提案がほしかった.今あるまちの価値そのものを設計に取り入れてもいいのではないか.(横川)
◯この規模の人口では,モビリティを運営する人びとは商売が成り立たない.事業を成立させるロジックが必要だった.(小林)