その他の参加校
どこにでもある街のどこにもない暮らし
熊本大学 田中智之研究室
(立花和弥 澤田拓巳 中村謙 牛島美夏 甲斐悠加 武井碩毅 長家徹 中村拳斗 町田陽子)
【敷地】 熊本県熊本市武蔵ヶ丘ニュータウン
【抽出した地域の課題】
熊本市のような,地域の社会問題が顕在化しにくい地方の中核都市では,家族のライフスタイルが多様化している現状があるにもかかわらず,それを受け止められない画一的な住まいばかりが供給されてしまっている.
【賃貸の仕組み】
さまざまな年代の暮らし方に対応できるように,子どもが小さい時には実家近くに仮暮らしをできる場所であり,余った場所は民泊などに活用.子どもが大きくなり実家に移り住む時には,その場所を地域住民に又貸しができる.
【建築空間】
グランドレベルの上部に立体的な庭を介してプライベート空間となる母屋を設ける.1階は街に開いたアクティビティのある場所となり,その上部は集合住宅としてのコミュニティが形成される,層状に展開する空間とする.
◯賃貸住宅を共同で建て替えることにリアリティを持てなかった.(千葉)
◯2階部分の公園と1,3階の住戸の繋がりが展開できていれば魅力が出てきたのではないか.(赤松)