最優秀賞
小さな部屋と大きな暮らし
菅野正太郎(miCo.)
鈴木翔之亮(横浜国立大学大学院)
左から,菅野正太郎氏と鈴木翔之亮氏.
◯シェアハウスは閉じたコミュニティになりがちだが,この提案はまちと繋がる接点を持っていてとてもよかった.ただプログラムを詰め込みすぎている感があるので,地域に応じた適切な接点になり得るプログラムを見極めるとよりよいと思う.
(千葉)
◯まちとの関係性や社会の接点がある点が評価できたのと,今回のコンペではミニマム+αという提案が多かった中で,きちんとした具体的な提案に繋がっている点がよかったと思う. (赤松)
◯建物ひとつの中ではなく,まちとの接点を持っていることに加えて,その経済的なシステムが面白いと思った.アイコニックでありつつ,ひとつひとつが具体的に掘り下げられており,住む人のライフスタイルが見えてくる提案だった. (横川)
◯時代のニーズをきちんと捉えた提案だと思う.まだ建築が追いついていない部分をカバーしていて,ソフトの面でも具体的な提案があったので非常に説得力があった. (小林)
◯開かれた1階が住人とまちの人との結節点になっており,しかもその部分にまちの人を巻き込むことによって収益化を意識しているところがよかった.大屋根という建築の造形によって楽しそうな雰囲気が出ている気がした. (馬場)